煌めく女性リーダー塾

メンターの「信じて任せる」サポートで、リーダーとしての能力がさらに進化する

#キーワード

女性リーダー育成 経営層研修 女性管理職 巻き込み力と傾聴力

東京海上日動火災保険株式会社 富山支店

(受講者)高岡支社 支社長代理 松木由美子さん(マスターコース1期生) 

(メンター)富山支店次長 兼 高岡支社長 長浜 陽介さん

社外の女性リーダーとの交流をモチベーションアップの糸口に。

社内でも、女性リーダー育成を目的としたさまざまな研修が数多く実施されている。「ただ、あくまで受講者は社内メンバーのみ」という長浜支社長は、「知識やスキルの修得はもちろん、能力や知識を持った社外の女性たちと共に学ぶことで、気づきや刺激を受け、モチベーションアップにつなげてもらいたい。社外の方々と交流の輪を広げることも、きっと今後の役に立つはず」と、松木さんの受講を後押しした。

将来のリーダー候補である松木さんは、2019年度に『煌めく女性リーダー塾・アクションラーニングコース』を受講。「研究職やマネジメントなどいろいろな業種の、しかも同じ富山県で働く女性たちと半年間受講したのは、楽しくてとても良い経験になった」と振り返る。当時は、自己変革と組織貢献をテーマに、自分を見つめ直し、強み・弱みを知ってリーダーシップを高めていく内容だったが、マスターコースは、個人から組織に広げて学べる点に魅力を感じ、受講を決めた。

日頃から「傾聴」を意識し、「巻き込み力」で 周囲との良好なコミュニケーションを構築。

強く関心を持ったのは、『巻き込み力』の講義。良好な関係を築きながら巻き込むスキルを修得する。受講後は、日頃から傾聴を意識して意見を引き出すよう心がけ、「すぐに意見が言える人や思っていても発言できない人など、相手の特性に合わせて声をかけるようになった」と自らの変化を分析する。

長浜支社長も、「松木さんは『私にはこう見えるけど、どう?』など相手にあわせて聞き方を変え、メンバーを理解したうえで巻き込もうとしているのがわかる」と評価する。実際、配下メンバーが松木さんのデスクを訪れる頻度も上がり、良好な関係性が築かれているのが目に見えてわかるようになったという。

メンターの立場として気づいた変化は?との質問に、「私自身が、支社長代理の松木さんを“高いレベルで”巻き込みきれていなかった」と長浜支社長。これまで組織の課題は支社長主体で分析していたが、松木さんを巻き込んでみたところ、「リーダーとしての目線、思考がしっかり出てきた。これは大きな気づきだった」という。そんな松木さんに、長浜支社長はジャッジメントの機会を与え、「責任は取るから安心してジャッジして」と、あえて任せる範囲を増やした。さらには、以前より、よく話をするようになったのも変化の一つだという。

女性管理職の育成にはメンターのサポートも重要な役割になってくるが、「突発的な案件に関してもすぐに相談できる環境にあるので、とても心強い」と松木さん。配下メンバーや支社長との良好なコミュニケーションが、松木さんのスキルをよりパワーアップさせている。

一人ひとりの声にしっかり耳を傾け、 「ついていきたい」と思われるリーダーに。

「リーダーとしては、まだまだ視野が狭い。また自信も持てない」という松木さんが自らの課題に挙げたのは、挑戦と行動力。視野を広げるという点では、自分の役割や範囲を決めて仕事をするのではなく、「会社としてどうあるべきかを常に俯瞰していくこと」に努めている。

入社当時、リーダーは男性が引っ張っていくイメージが強く、自分とは違うと思っていた松木さんだが、研修等で社外の女性リーダーと交流する中で、いろんなタイプがいることが実感できた。「私は傾聴を心がけ、皆さんに奉仕しながら、ついていきたいと思ってもらえるリーダーを目指したい」と語ってくれた。今後は、松木さんがロールモデルとなり、同社にもどんどん新たな女性リーダーが現れることが期待される。

トライの場をどんどん与えるのが、私の応援。

能力、経験値ともに将来のリーダー候補として、十分なポテンシャルを持っているので、さらにリーダーシップを身につけ、次期リーダークラスとして活躍することを期待してやまない。これからもジャッジメントの機会をどんどん増やしていくので、自身が課題に掲げる挑戦と行動力でしっかり結果を出してもらえたら、とても嬉しく思う。『責任はとるから大丈夫だ!』と背中を押すのも、私の役目。『自分に任されてうまくいった』という積み重ねが自信につながると思っているので、頑張れ!

富山支店次長 兼 高岡支社長 長浜 陽介さん

東京海上日動火災保険株式会社 富山支店