意識調査で浮き彫りになった現場のギャップ
女性活躍推進および支援施策の具体的な取り組みを検討するため、まず現状把握として新人を除くすべての雇用形態の女性従業員1029名と、全管理職269名双方の意識調査を行い分析した。すると女性従業員は、産休・育休からの復職に関して「自分のキャリアを中断させず仕事と家庭を両立していくために、産休・育休からの復職をできるだけスムーズに行いたい」と希望していることがわかった。一方で、特に男性の管理職は、「女性は体力がないから大変な仕事を回さないようにしよう」といった配慮をしてしまいがちで、女性側の意識とギャップがあることもわかった。