●“見える化”と「カエル会議®」による改善の積み重ね
建設業は日によって作業内容が変化するため、人手の不均衡・段取りの悪さ等がありましたが、「職務分析表」「技能確認シート」の導入により“見える化”を促進することで、問題点の改善につながりました。誰もが作業を共有できるよう「マニュアルの作成」に取り組み、人材の早期育成にも努めています。「マニュアル作成」の取組みの中では、言語化が難しい作業は動画を作成するということにも挑戦しましたが、作業を詳しく掘り下げることで自分たち自身の勉強にもなりましたし、SNSで拡散したところ驚くほど再生回数が伸び、社内の雰囲気を知ってもらうツールとしても使えそうということがわかりました。
また、感謝の一言を伝える「感謝の掲示板」もコミュニケーションの向上につながっています。
毎週金曜日16:30から30分間の「カエル会議」では、小さな改善案が多く出るようになりました。その中で、作業車両を毎回清掃すること、また、作業車両の使用者名を用紙に記入するのではなく、今日誰が使用しているか一目で分かるように、ホワイトボードに張り出す「名札方式」を採用しました。
※「カエル会議」は株式会社ワーク・ライフバランスの登録商標です。
チームで目指す目標(ありたい姿)を設定し、その目標達成に向けた課題を抽出して、改善案を考える会議です。