・当金庫では、従業員が仕事と子育てを両立させるとともに働きやすい環境をつくるため、平成２７年度より５カ年の行動計画を定め、有休取得、残業の削減、および育児休業取得者のスムーズな職場復帰に取り組んでおります。
・これまでは、例年６月～１１月を計画休暇取得期間として有給休暇の取得を促進してきましたが、職員一人当たりの年間有休取得日数は１０日間に満たない状況が続いておりました。
今年度より、４月～３月の１年間を計画休暇取得期間として、年度当初より有給取得を促進してきた結果、上期半年間の職員一人当たりの取得日数が既に６．７日と大幅な増加となり、職員の満足度も向上したと感じております。

・当金庫では、「休暇の取得推進」と同様、平成２７年度からの行動計画に基づき、時間外労働の削減に取組み、２９年度末の職員一人当たりの残業時間は２６年度末比で約２時間短縮いたしました。
・２９年度からは、ノー残業デーを年間２４日間設定し、職員のワークライフバランスの充実を図っております。

・当金庫では、平成１５年１１月より、育児休業および介護休業に関する規程を制定・施行するとともに、職員の仕事と子育ての両立を可能とし、職員全員が働きやすい環境下で能力を発揮できるようサポート体制を整備しております。
・平成３０年３月末現在においては、全職員３６７名中１３名が育児休業制度を利用中です（介護休業制度は利用者無し）。また、男性職員に対しても積極的に子育てに参加するよう促しており、看護休暇の取得が進んでおります。

・当金庫では、女性が活躍できる雇用環境の整備を行うため、平成２８年度より５カ年計画で「女性活躍推進法に基づく行動計画」を定め、「キャリアアップ制度」や「コース別人事制度」といった女性の意識向上を図るための人事制度の見直しを行いました。
・女性管理職候補者の育成を行い、女性管理職（課長以上）1名、管理職に次ぐ代理職５名以上とする当初の目標を本年８月に達成いたしました。

当金庫では、平成２７年７月に男女共同参画推進事業所の登録を行い、理事長をチーフオフィサーとして、男女の差別無く共に能力を発揮できる職場づくりに取り組んでおります。
平成２９年７月に「イクボス企業同盟とやま」が設立されたことから、当庫もその趣旨に賛同するとともに、仕事と家庭の両立が可能な職場環境づくり推進のため、同年７月にイクボス宣言を実施いたしました。